ゆがみと腰痛
長時間同じ体勢でいたり、固定したりしていると、関節の動きと筋肉の動きがうまくいかず、痛みを引き起こします。姿勢や関節の状態にかかわらず、筋肉は直線を保つという性質がありますので、デスクワーカーが椅子から立ち上がる時の腰痛や背中の痛みなどがそれにあたります。人の体は、一カ所に疲れがたまらないようにいろいろな動きを組み合わせることで一つの場所に負担がかかることを避け、動き続けることが可能になります。15分微動だにせず立ちっぱなしは辛いですが、15分歩くのは簡単です。
そもそも、骨格は前に進むためにできているということと、筋肉のポンプが行われないと体が酸欠状態になってしまうので、重力下では動いているほうが楽なことが多いでしょう。立つという動作は特定の筋肉を使っているのに対して、歩行は全身の筋肉を繰り返し使うことになるので、疲労が集中しにくいということです。
体の歪みとは?

つまり歪みとは、体が適応してくれた結果という風に考えられます。これが「体の癖」です。歪んでいるだけならまだいいのですが、歪んだ状態から動きだそうとすると怪我をしたり痛めたりします。冒頭にお伝えした腰痛などがこれにあたります。
ほとんどの方がこの辺りで治療を受ける必要を感じますが、痛みが改善しても腰痛の原因になっている「歪み」が改善できていなければ繰り返し痛みを抱える結果になってしまいます。疲れを症状ととらえれば、体はもっと良くなります。